結婚しているような“いい年”であるにも関わらず、恋煩いになる男女は少なくありません。
そんな恋煩いは、既婚男性と既婚女性とに違いがありますので理由や対処法と合わせてご紹介します。
あなたのいい年をしての恋煩いの理由を知れば、不必要な悩みに落ち込まされることもなく、その想いに自信を持てるようになるはずです。
自分を見つめ、きちんと対処することで既婚者としての恋や恋煩いに上手く行動を起こしていきましょう。
お姫様へ。こちらが目次です！
既婚男性の恋煩いと既婚女性の恋煩いの違い
家庭に対する考え方が違う
既婚男性と既婚女性の恋煩いの違いは、家庭に対する考え方です。
家族というくくりの中では、既婚男性も既婚女性もそう違いはありません。
自分たちが作り上げた家族を命をかけてでも守り抜くと意気込んでいる人も少なくないのです。
しかし、家庭という意味で見ると、微妙な違いから恋煩いの違いに繋がっています。
それぞれが家庭を守り、接する行動がまず違うもの。
男女平等、既婚者男性の家事や育児参加が進んではいますが、いまだにお金を稼ぐ男性と、家庭内を切り盛りする女性という構図はしばしば見受けられます。
恋煩いになった時、家庭への見方が違うので、男性の方が本能的にハマりやすいのは外でお金を稼ぐことを第一に考えているからです。
一方、女性は常に家庭の中を見ているので、恋煩いになってもどこか客観的に自分を見ることが出来ます。
恋に悲しむか喜びを感じるか
恋に悲しむか喜びを感じるのかも、既婚者男性と既婚者女性の恋煩いの違いです。
恋に悲しむのは既婚者男性、恋に喜びを感じるのは既婚者女性である傾向があります。
「自分は既婚者だ…奥さん以外に恋なんてしてはいけないんだ」と落ち込むのが既婚男性だということです。
結婚すると守りに入りやすくなる男性ですから、新たな外に向けての恋心に胸を痛めることになります。
一方、既婚者女性は「まだまだ私は女なんだ」という喜びを胸の片隅に感じ、その恋煩いでさえも楽しめるのです。
前向きに自分の中にある恋心に立ち向かうことが出来る女性が多くいます。
既婚男性が恋の気持ちを抑えるのは何故？心の葛藤と男性心理
「二人の女性を悲しませるわけにはいかない」
既婚男性が恋の気持ちを抑えるのは「二人の女性を悲しませたくない」という心理が働くからです。
不倫関係に進めば、妻と相手の女性双方に悲しい思いをさせます。
妻に対しては裏切り行為を行うことになりますし、不倫相手に対しては十分に会える時間を確保してあげることが出来ません。
二人の女性を悲しませる結果になる未来を男性は心苦しく感じています。
好きな女性が出来ても気持ちを抑えてしまう既婚男性は、二人の女性への配慮から心の葛藤に苦しんでいるのです。
既婚男性は「何も考えずに、好きな気持ちを伝えられたら楽なのに」と自分の気持ちとは裏腹な恋のトキメキを忘れることができません。
動き出せないけど、恋した気持ちを諦めることも出来ず、悩んでいる最中なのです。
「不倫がバレた時のリスクが怖い」
「不倫がバレた時のリスクが怖い」というものが、あの人が恋の気持ちを抑える心理です。
不倫にはリスクがつきもの。
不倫がバレた時には妻から離婚を言い渡されたり、会社での処分が下ったりして、社会的な制裁を受けることもあります。
特に周囲に不倫がバレた人がいた場合には、そのリスクを目の当たりにして恐怖を感じているのです。
「俺も不倫したら、あの人みたいになるのか」と考えれば、恋した気持ちを無理やりにでも抑えようとします。
「抑えられるぐらいの感情ならば、不倫をするべきではない」との考えを持っているのが男性。
不倫がバレた時の大変さを考えているからこそ、今抱いている恋心を抑えようと努力しています。
「女性に振られたくない」
恋の気持ちを抑えるのは「女性に振られたくない」という思いが強いからです。
既婚男性は100パーセント告白が成功する相手でなければ積極的に行動できません。
女性に振られることで男としてのプライドに傷がつきます。
「俺は誰にも認めてもらえないのかも」と弱気になることも。
既婚者の男性は特に告白の成功率が低い傾向にあります。
既婚という事実を相手の女性が、なかなか受け入れてくれないからです。
既にパートナーがいる人と恋に落ちることに抵抗をもつ女性の傾向を、男性はよく知っています。
「絶対に振られたくない」と思っているからこそ、既婚男性は恋心を抱いても、しばらくは沈黙を貫き、心の葛藤に悩まされるのです。
そんな既婚者の彼の気持ちを惹きつけたいのであれば、女性側からの告白することが重要。
既婚男性の恋愛感情を刺激して「彼女となら付き合える」と、思える女性として認めてもらいましょう。
既婚男性は、同じ意見を思ってくれた女性への恋心を捨てることなどできません。
あなたの告白が秘密の恋愛を始めるきっかけになるのです。
既婚男性の恋煩いで重症の症状
美意識が高くなる
既婚男性の恋煩いで重症の症状は、美意識が高くなるというもの。
スキンケアに興味が出たり、新しい洋服を買い揃えたりして、男性は見た目を重視します。
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今まで無頓着だった美的センスが、急激に磨かれる傾向にあるのです。
好きになった女性には「かっこいい人だ」と男性なら思われたいもの。
女性に興味を抱いてもらえるように美的センスを磨いて、恋を始めるきっかけを作るのです。
女性は些細な違いに敏感であり、ファッションが変わったり美意識が高くなったりした男性に瞬時に気付きます。
「最近、なんか変わったよね」「格好よくなったね」と声をかけることも。
恋煩いが男性を格好いい人へ変えてくれるのです。
臭いに敏感になる
既婚者の男性が恋煩いをした時の症状は、臭いに敏感になります。
男性は年をとるにつれ「加齢臭」というものを発するもの。
相手の女性に好意を持ってほしい男性は「臭いと思われたくない」という気持ちから香水をつけていい匂いをまとうのです。
臭いに敏感になった男性は女性がつけている香水にも興味が出ます。
好きな人がつけているものが男女兼用の香水だった場合には、既婚男性も同じ品を購入することも。
恋煩い中の男性は、香水をつけることで好きな女性が傍にいるように感じ、愛おしい気持ちになります。
更に、既婚男性が同じ香水をつけていることを知った女性とは、共通点が生まれるものです。
会話のきっかけができ、二人の距離が縮まります。
男性も女性も恋をすれば「好きな人と少しでも接点を持ちたい」と思うもの。
女性との接点を探し、臭いに敏感になっている既婚男性の恋煩いは、かなり重症だと言えます。
周囲の評価を気にする
重症な既婚男性の恋煩いは、周囲の評価を気にするというものです。
「周りから評価される人になりたい」「彼女から尊敬される男になりたい」と恋しい気持ちが募ると、女性にどう思われているかを気にする男性が多いのです。
周囲から高い評価を得られた時は、女性が近くにいなくとも噂話で彼の評判の良さを知ることができます。
「女性に素敵な男性ね」と憧れてもらえれば、二人が接近したときに既に好意的な印象を相手に与えているものです。
関係の進展に役立ち、既婚者の男性を心から信頼している女性は、彼の話を夢中で聞き入ることも。
確かな好意を感じとった男性は、もっと二人が近づける方法を探すのです。
恋煩いが重症になれば、既婚男性はテキパキと働く「できる男」になって、周囲から高く評価されていることも珍しくありません。
女性への好意を自分のスキルに直結させて、男としての魅力や力量を上げるのです。
既婚者の男性の恋煩いは、彼の仕事へのモチベーションを上げるものの一つだと言えます。
いい歳して恋煩いする理由や対処法
恋愛自体が久しぶりだから本能が疼（うず）くから
いい歳して恋煩いをする理由は、恋愛自体が久しぶりなこと、そして自分の中にある本能が疼くからです。
結婚をしている既婚者は、そう簡単に恋に落ちることはありません。
常に家庭や家族について考え、自分がやらなければならないことに精一杯だから「恋をしたい」と思うことがないのです。
しかし、一旦、素敵な人を見つけて恋をしてしまえば、過去に味わったことのある甘酸っぱさで胸がいっぱいになり、懐かしい気分になります。
若い頃、独身の頃の気持ちに戻り、その懐かしさは気持ちの良いものだと言えるものです。
恋煩いの対処法は、現実を見て感じること。
あなたを今、求めている人は誰なのか、あなたは何を守るために生きているのかを考えましょう。
恋煩いから解放された時に、家族を選ぶのかあなたの新たな恋や人生を選ぶのかはっきりと見えてくるはずです。
人生の最期を考えたことがあるから
既婚者は人生の最期について考えたことがある、というのも一つのいい歳なのに恋煩いになる理由です。
結婚をした時、家族の大切さが身に染みて感じる時などに、これからの未来や自分の最期についてふと考えることは少なくありません。
配偶者とのこの先の人生について考える時も、最期について考えるもの。
行きつく先が幸せになるように、今考えるのです。
だからこそ、既婚者なのに恋をすると恋煩いになります。
目的のための手段を選んで生きているのに、それを根底から変えてしまうかもしれない感情を抱き、恋に悩むのです。
そんな時の対処法は、時間を置くこと。
恋煩いを発症している時にいくら悩んでも最適な答えは出来ません。
しばらく時間を置き、冷静さを取り戻した時に真剣にもう一度自分の最期をどのように迎えたいのかを考えると、今の恋をどうするべきか分かります。
家庭のことを客観的に考えつつ恋にハマらないように注意しているから
いい歳して恋煩いになる理由、それは家庭のことを客観的に考えつつ恋にハマらないように注意をあなたがしているからです。
気持ちの面で矛盾が生じています。
恋をしている現実を、「自分は既婚者だから」「恋なんてしてはいけない」「不倫はいけないこと」という意識で蓋をしているのです。
あなたの中の悪魔と天使が暴れているような状況、それが恋患いを生み出しています。
この場合に対処法は、あなたが求める未来像をはっきりさせることです。
今まで考えている未来像が漠然としているのならば、自分の心の中を見透かして、目標となるものがどのようなものなのかを導き出しましょう。
そのために、必要なものや必要な人を見つけるのです。
恋煩いをしている既婚者は、ここを見失ってしまうと泥沼不倫に足を踏み入れることになってしまいかねません。
既婚者だっていい歳してたって恋煩いになります
既婚者でもいい歳していたとしても、恋煩いになる理由があるということは年齢は関係がないということです。
人はいくつになっても、素敵な人に出会えば恋に落ちるもの。
あなたの恋煩いの状態を責めることはやめましょう。
とても自然な感情ですから、あなたが苦しまないように対処をしてください。
まずは、あなたが冷静になること、既婚者であるという立場を考えた上でこれからのことを判断します。
簡単に進めない恋だからこそ、悩みも尽きませんが、それだけ素敵な人に出会えたことには感謝をしましょう。
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