会話をしていても、なぜか質問ばかりしてきて、自分の事については全く触れない人がいます。
「私ばかり、晒されているみたいで嫌だ」「どうしてあの人は、何も話してくれないのかな」と感じるなら、相手の心理について知り、対処法を身につけましょう。
気持ちよくコミュニケーションを続けていくために、人のことは聞くのに自分のことは言わない人について、心理と対処法をご紹介しているので、参考にしてください。
何でも晒しあうのが、人付き合いではないと言うことが分かれば、あなたも大事な話をする相手や内容を吟味して話すことが出来るようになります。
自分を大切にするためにも、知っておいて損はないはずです。
お姫様へ。こちらが目次です!
人のことは聞くのに自分のことは言わない人の心理
自分の考えが正しいのか情報を集めて判断したい
人の事は、根掘り葉掘り質問してくるのに、自分の事は全くしゃべらない人は、頭の中にある考えが、正しいのかどうか、情報を集めながら判断をしようという心理だからです。
考え事をしている時や、「こう思っているのは、私だけかもしれない」と不安に感じている時は、他の人がどうなのか、知りたくなるもの。
あれこれ質問をしてくるのは、自分の意見をまとめるために、他の人の統計を取っているという事です。
「この人はどうだろう」「あっちの人はどう考えるのかな」と気になる事を、片っ端から聞いて回りますが、自分の頭の中にあるものには、自信がないので、発信することが怖いと感じています。
噂話が好きだからどこかで話したい
噂話が好きなヒトは、人の情報をどこかで話したいと思っているため、人の事ばかり聞いて、自分の事は何一つ言わないという行動を起こします。
その人にとって、会話は情報そのもの。
誰かの情報がなければ、人との会話が出来ないと感じている不器用な人です。
つまり、自分の話は底を尽きてしまっているため「つまらない」と思い込んでいます。
自分のことは言わないのではなく、「言えるような話がない」と考えているという事です。
人の話をあれこれ聞くと、自分が経験した事ではないので、とても新鮮に感じます。
「この話は、あの人が喜びそう」「この件で悩んでいる人がいたな」と思い浮かべながら、今得た情報を誰に話そうか考えているところです。
聞く役割が好きで話すのは苦手
そもそも聞くという役割自体が好きで、話をする事が苦手という人も、人の話は聞くけど自分のことは言わないという行動を起こします。
誰しも、得意不得意があるもので、会話においてもその性質は発揮されるところです。
話を聞くことが好きなヒトは、しゃべっている人の表情を見ながら、相槌を打ったり、共感したりする能力が高い人。
話をしている人も、自分ばかりがしゃべっていると思わないほど、一緒に空間を作り上げられます。
「○○はどう?」と話を振られても、自分の事を伝えるのは苦手なので、どう言葉で表現していいのか分からなくなり、黙り込んでしまうのです。
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人のことは聞くのに自分のことは言わない人への対処法
具体的にこたえられる質問をする
対処法は、具体的に答えられる質問をするというものです。
出来るだけ簡潔に返答できるものであるほど、会話がぎこちなくなりません。
YES・NOで答えられるほど、質問を具体的にすると、話し下手な人でも意思表示を明確にできます。
「休みの日は何をしているの?」という質問も、聞いた側からすれば何気なくした質問だったとしても、言われた方は「日によって違う事をしているな」「朝と夕方でも過ごし方が変わるし…」と答えづらいところです。
「昨日の昼間は、どこか出掛けたの?」「休みの日はゆっくりしたいから、夕飯は外食が増えたりするのかな」など、場面をピンポイントで想定できる質問を投げかけましょう。
言いたくない事は答えない
人の事はあれこれ聞いてくるのに、自分の事となると言わない人に対しては、あなた自身も言いたくない事は答えないというもの。
質問されたからといって、何でも答えなければいけない訳ではありません。
嫌な事は拒否していいし、楽しい事だけ共有して付き合ってもいいのです。
悩みの種となるその人は、その辺りの兼ね合いが上手なはず。
楽しい話題は乗ってくるのに、あえて自分のことをあれこれ話さないのは、「言う必要がない」と思っているからです。
あなたも、話したくない事に関しては、「色々あるよね」「そっとしておいて」など、柔らかく断ると、察してそれ以上聞いてくることはなくなります。
個性だと捉えて気にしない
個性だと捉えて、気にしないことが一番の交流術です。
人はみな考え方が違い、集団生活をしていたとしても、個性を大事にする時代にやってきています。
自分が話したからといって、相手にも同じことを強制する必要はないし、されたことを仕返しするというのも、幼稚な態度です。
「この人は、自分の事は言いたくないんだな」「楽しい話には乗ってくれるから良いか」「私の事を知りたいのは、きっと大好きと思ってくれているんだ」と考えて、一緒に過ごせる事を楽しみましょう。
考え方が違っても、同じ時間を共有できる友達がいるというのは、とても幸せな事です。
個性として受け止めると、その人の良い所が沢山見えてきます。
愛されていると受け止めよう
人のことは聞くのに自分のこととなると言わない人と一緒にいると、相手が何を考えているのか分からず、「答えている自分は、損をしているのかも知れない」と思ってしまう事もあるものです。
相手の心理も色々ありますが、あなたに対して愛を持っていると捉えると、可愛く見えてきます。
大きな気持ちで、個性として受け止め、言いたくない事は言わないようにして、自分を守りましょう。
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